【ケース分析】ハノイで売春詐欺に遭った話|成功体験が続いた後の油断が一番危ない

※自分の過去の経験談を俯瞰してみて、内容を書き直しました。

海外で大きくやられる時は、露骨に怪しい相手に最初から引っかかる時だけではありません。

むしろ危ないのは、これまで何度も上手くいっていて、自分なりの対策もしているつもりで、もう大丈夫だと思い始めた時です。

このケースのハノイでの売春詐欺は、まさにそこが分かりやすい内容です。

今回は元の内容をもとに、なぜここまで押し込まれたのか、どこで止めるべきだったのか、海外でエロ目的の接触をする時に何を先に切るべきなのかを整理していきます。

元のケース

先日ハノイにて詐欺に遭いました。
その手口と状況を説明していきたいと思います。

※2022年9月の出来事です

まず初めにベトナムで売春は犯罪です。

最悪の場合、罰金及び、強制送還などになりえます。
もちろん女性側にも罰金が発生しますが、外国人への処罰の方がとても重いです。

今回詐欺に遭いましたが、自分のリスク管理の低さ
ベトナムに来て3ヶ月で50人以上と即っているが、一度も危険な目がなかったので完全に気が緩んでいました。

完全に僕の落ち度ではありますが、海外旅行が可能になっている旨、海外でエロいことをしたいと思っている紳士諸君には改めてリスクがあることを覚えておいてほしいと思います。

経緯

日本では使えないけど、海外ではLINEの機能でPeople Nearbyという機能があります。

簡単に言えばLINEのマッチングアプリです。
その機能を使って連絡をしていた女性になります。

この機能を使うベトナム人女性の8割はコールガール(売春婦)です
連絡をしているとすぐにSEX?と言ってきてYESと答えると値段を言ってきます。

この売春の相場は150万vnd(7500円)ぐらいが相場になっています。
中には100万vnd(5000円),200万vnd(10000円)の人もいます。
お泊まりにはなるとその倍の値段になります。

また、その中でも8割ぐらいがフェイク画像を使います。
可愛くてエロいスタイルをした女の子の画像を送ってきます。
しかし、ベトナムインフルエンサーだったりするので画像検索とかすれば、偽物だとわかります。

僕はできるだけリスクヘッジができるように対策はしているつもりですが、今回連絡していた子は今までの売春婦と違って、ガツガツしてこないのとSEXの話を直前までしてこなかった。

普通に2週間ぐらいやりとりをしていて、事件当日の夕方ぐらいに夜会えませんか?とのことで連絡が入りました。

予定があった為に22時とかなら大丈夫とのことでやりとりをしていて、私の家に行くとのことで話が進みました。

21時半ぐらいに今から向かおうと思うとのことで連絡が入り、タクシーに乗っているとの事。

実際にあったら見た目は10歳ぐらいサバを読んだ若作りしているおばさんで、何度も色んな日を分けて画像をもらって画像検索していたのにフェイクでした。

しかし、スタイルはエグいぐらい良かった。

そのまま営んだ後、帰ってもらおうとしたらmoneyと言ってきた。

彼女の主張ではフェラとSEXで300万(15000円)vnd払えとの事
売春の約束は一度もしていないし、そんなつもりはなかったし、この時点で詐欺だと気づきましたが、ベトナムでは売春が原因で日本への強制送還なども起こり得るので、ここは騙されたと思い、穏便に済まそうと300万vnd(15000円)を現金で渡しました。

その後、女から私の友達が話があると言って、テレビ電話で全身刺青のゴリゴリの男が追加で600万vnd(30000円)払えとのこと。

そんな金はないとのことで話をしていたが、お前の家の住所は知っているから、今から警察を呼ぶとの事。

こっちで駐在をしている以上、問題は避けたい為に仕方なく、銀行口座から追加で600万vnd(30000円)を支払った。

合計で600万vnd払った後に、女と男が600USDだから1200万vnd払えとのことを言ってきた。

お前らが600万vndって言っただろう。と言ったが聞く耳を持たず言い合いになる。ここで吊り上げられるだけ吊り上げる作戦だったと思う。

お前はいくら持ってるんだと男が言ってきたが口座には10万vndしか入っていなかった。口座アプリを見せて本当に金がない事は理解したようだったが、他に現金を持っているだろとの事を言ってきた。

そのため、僕は本当に手持ちはもうない。女と男に送金した事により、あなた達二人の名前と口座番号を僕は把握しました。この家には防犯カメラが付いているので、明日、日本国大使館であなた達の事を説明して、お金を工面つけますと伝えた所、足早に女は帰るといい帰っていきました。

最終、現金と口座送金合わせて900万vnd(45000円)持っていかれました。

人生で初めて失敗した日でショックがかなり大きいです。
たくさん色んな経験をしてきたのに、こんな初歩的な詐欺に負けて・・・

少しお金に余裕が出てきたのと、成功例が多すぎる故の油断から、改めてリスク管理をしっかりしないといけないと思いました。

ベトナムでの遊び方については近いうちに更新しますので、これからベトナムに来られる方は充分に気をつけてください。

このケースの結論

このケースで分かるのは、海外の売春詐欺は「最初の接触の怪しさ」だけでなく、「行為後に違法性を人質にして金を吊り上げる構造」が本体だということです。

しかも今回は、相手が最初から露骨に売春営業っぽくなかったことで、こちらが“いつもの危険パターンではない”と判断してしまっています。

夜遊びでは、事前のやり取りが自然だから安全なのではなく、金の話、本人確認、会う場所、払う理由が曖昧な時点でかなり危ないです。

結論としては、このケースは「美人局っぽさに後から切り替わるタイプ」に対して、違法性への恐怖と成功体験の多さが重なったことで押し切られたケースとして見るとズレにくいです。

このケースをレビューするとどう見えるか

この内容をそのまま読むと、かなり分かりやすく痛い失敗です。

特に強いのは、相手が最初から分かりやすい売春営業ではなく、普通のやり取りを長めに続けてきたことです。

海外での夜遊びでは、露骨に金の話をしてくる相手より、警戒を外させる相手のほうが危ないです。こちらが「今回は違うかもしれない」と思った瞬間に、確認が一気に雑になります。

しかも行為後に金を要求され、さらに男が出てきて警察を匂わせる流れは、まさに“違法性を盾にした押し込み”の形です。

つまりこのケースの怖さは、単にフェイク画像に騙されたことではなく、「違法行為かもしれない弱み」「住所を知られている不安」「駐在で問題を起こしたくない事情」を一気に突かれていることにあります。

欲に負けたポイント

1. これまで危険がなかったことで、自分の基準を過信しやすい

これはかなり大きいです。

何度も上手くいっていると、自分は見抜ける、対策できているという感覚が強くなります。

ただ、詐欺はその“慣れ”を外す形で来るので、成功体験が多い時ほど判断は甘くなりやすいです。

2. 相手がガツガツしてこないと、安全側に寄せて解釈しやすい

このケースではここがかなり効いています。

普段の売春婦っぽい押しの強さがなかったことで、危険度を一段下げて見てしまっています。

でも実際には、押しが弱いことは安全の証拠ではなく、警戒を外すための材料にもなります。

3. その場を穏便に終わらせたい気持ちが、追加請求を呼び込みやすい

最初の金を払えば終わると思って払う人は多いです。

ただ、こういう相手は“一度払う人”に対して、さらに取れるだけ取ろうとします。

このケースでも、最初の支払いで終わらず、男が出てきて額が吊り上がっていったのはかなり典型的です。

どこで違和感に気づくべきだったか

違和感1|顔写真と実物のズレが出た時点で、その場を切るべきだったこと

ここが最初のポイントです。

フェイク画像が多い世界だと知っていた以上、実物が大きく違う時点で、その後の条件もズレる前提で見たほうがよかったです。

見た目の違和感を飲み込んで先へ進んだ時点で、主導権はかなり相手に寄ります。

違和感2|事前に金の条件が確定していないのに、ホテルに入れていること

この違いは大きいです。

本当に売春であれ、そうでないつもりであれ、後から金の話が出せる余地がある時点でかなり危ないです。

条件が曖昧なまま密室に入ると、あとから相手の言い分で押し込まれやすくなります。

違和感3|違法性を匂わせて“警察を呼ぶ”という話になった時点で、ただの関係トラブルではなく恐喝に切り替わっていること

ここが一番危ないところです。

金額の話ではなく、相手はもうこちらの恐怖と立場を使って押してきています。

この段階では、まともな交渉ではなく、“いくらまで取れるか”のフェーズに入っていたと見たほうが自然です。

俺ならここをこう見る

このケースで一番重く見るべきなのは、フェイク画像そのものより、「違法グレーな行為に入った時点で、相手に強い交渉カードを渡していること」です。

海外で失敗しにくい人は、結局ここを見ています。

可愛いかどうか、スタイルが良いかどうかより前に、条件が明確か、後から揉める余地がないか、住所や送金情報を相手にどう握られるかを先に見る。これができるかどうかで被害額はかなり変わります。

だから僕なら、このケースは「売春婦に騙された話」ではなく、「弱みのある状況に自分から入って、恐喝の導線を相手に渡した話」として見ます。

そう考えると、途中までは小さな違和感でも、全部つながるとかなり危険な構図だったことが分かります。

俺ならこう動く

  • フェイク画像が多い世界だと分かっているなら、実物が違った時点でその場を切る
  • 金の条件が曖昧な相手は、ホテルや自宅のような密室に入れない
  • People Nearbyのような出会いでは、普通っぽさを安全材料にしない
  • その場を穏便に済ませたいからといって、最初の支払いで終わる前提を持たない
  • 違法性を盾に脅しが始まった時は、もう“揉め事”ではなく“恐喝”として考える

このケースから学べること

このケースから学べるのは、海外の夜遊びで一番危ないのは、相手の悪意だけではなく、自分の慣れと油断だということです。

これまで何度も上手くいっていた人ほど、今回も何とかなると思いやすく、確認の順番が崩れやすいです。

つまり、失敗を減らすコツは、相手の写真を疑うことだけではなく、条件が曖昧なまま密室に入らないこと、違法性のある行為に弱みを作らないこと、そして一度払えば終わると思わないことです。

その軸がある人ほど、ハノイのような都市でも致命的な押し込みを受けにくくなります。

欲に負けないための一言

欲に負ける時は、可愛い相手を前にした時だけではありません。

「今回は大丈夫そう」「ここで切るのはもったいない」「とりあえず払って終わらせたい」と思った時もかなり危ないです。

海外では、気持ちよさより先に、揉めた時に相手が何を武器にしてくるかを考えられる人のほうが強いです。

ハノイのこのケースは、その大事さをかなりはっきり教えてくれます。